以前、経理のパートをしていた事があります。
その仕事を始める頃、ふと思いました。
「仕事は楽しいものだよなぁ」
独身の頃、仕事をして楽しいと思った事がありませんでした。
寿退社してからずっと専業主婦でしたが、子供が中学生になる頃、パートを始めました。
初めは、4時間ほどのパートをしていましたが、もう少し長い時間働こうと思い、経理のパートに就きました。
4時間のパートの時は何も思わなかったけれど、経理のパートに就いた頃、冒頭に書いた思いが湧いてきたのです。
なので、どんな事があっても笑顔でいようと決めました。
その会社は、所長さん以外みなさん私より年下の方々ばかりでした。
でも、新人の私は年齢関係なく皆さん先輩なので、低姿勢で接していました。
時には怒られる事もありました。
40過ぎてから怒られるのって、相当メンタルやられました。
でも、どんな事があっても笑顔でいようと決めていたので、皆さんの前では笑顔を保っていました。
あまりにも辛い時は、トイレでこっそり涙を流していました。
不思議なもので、どんなときでも笑顔でいると、自然と人が寄って来ます。
働き始めた頃は、お昼休憩は一人で食べていたお弁当でしたが、すぐに私の周りにひとが集まるようになりました。
会話はもっぱら人生相談。
そんなこんなで、楽しく仕事が出来ていました。
が、パートの契約更新の時期がやって来る頃、契約の更新は出来ないと言われました。
仕方がないので、契約満了をもって退社することになりました。
1年半ほどのパートでしたが、ほとんど有給を使えずにいました。
なので、有給消化のために、契約満了日の3週間前まで働きました。
退社した翌日、とても仲良くしていた倉庫のおじさんから連絡がありました。
驚いたことに、退社した翌日、突然、マルサが入ったのでした。
私の直属の上司は、お昼ごはんも食べさせてもらえない状況で、まるで取り調べのように朝からずっと質問攻めにあっていたそうです。
これを聞いてすぐに思ったのが、【笑う門には福来たる】でした。
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